脂肪腫と粉瘤の違い



 


脂肪腫と粉瘤の違いってなに?

脂肪種と粉瘤の違い

 

脂肪種(しぼうしゅ)と粉瘤(ふんりゅう)はとても似ています。
しかし、原因や症状は異なります。

 

では、どのように違うのでしょうか。

 

 

まず、脂肪種とは、
脂肪細胞が増殖して、脂肪が集まってできた塊(しこり)のことです。

 

皮膚と筋肉の間の皮下組織に、しこりを作る良性腫瘍です。
悪性腫瘍の癌ではありません。

 

→肛門にできる癌もある

 

半球状のポコッとした盛り上りが皮膚に現れることや、コリコリしたしこりは感じるけど、それほど盛り上がりが無く平らなものなど、皮膚への現れ方は場所によって様々です。

 

脂肪種がよく発症する場所には、

 

  • 臀部(お尻)
  • 頸部(首)
  • 肩甲部(肩から背中)
  • 上腕
  • 背部(背中)
  • 大腿

 

などがあります。

 

脂肪種は、ほとんど痛みを伴わず、自覚症状はありません。
しかし、気が付いたらすぐに病院へ行くことをおすすめします。

 

治療は切除手術を行うことになりますが、症状が軽いうちに切除すれば、傷口が小さくてすみます。

 

そのためにも、早めに皮膚科を受診してくださいね。

 

 

一方、粉瘤とは、皮下組織に老廃物が溜まってできる塊です。

 

皮膚の近くの袋状の組織に、老廃物が溜まることで起こると考えられています。

 

皮膚が半球状に盛り上がります。

 

痛くはありませんが、無理に粉瘤を潰してしまうと、細菌に感染し、赤く腫れて痛みを伴うこともあります。

 

粉瘤ができたら、無理に潰さないで、病院を受診しましょう。
整形外科や皮膚科で見てもらえます。

 

小さく痛みがなければ、経過観察となります。
進行して大きくなったものは切除手術を行います。

 

まれに、粉瘤から皮膚がんを発症する事もありますので、切除した組織を検査して異常がない事を確認しましょう。

 

 

脂肪種、粉瘤ともに痛みはほとんど感じませんが、どちらも徐々に大きくなってきます。

 

大きくなると痛くなってくることがありますし、切除手術をした際の傷跡も大きく残ってしまいます。

 

ですので、小さいからといって放置せずに病院で見てもらうことをおすすめします。